『一流の育て方』を読んで
学生から聞いた家庭教育について感謝している点、直してほしかった点を分析し、まとめた一冊。
タイトルは『一流の育て方』ですが
普通の子どもを育てた母親が、自分の失敗談も元にまとめているので、共感できる部分も多くあると思います!
ただ、やはり一番大事なのは最後の一節ですね。
子は親の鏡。
ただ、全てに置いて親がお手本になるのは到底できない。
何より大切なのは『親からの無償の愛』。
信頼されていると感じられるからこそ、自分を信じ、誰かを信じ、世界を受け入れることができる。
親からの無償の愛さえあれば、子どもは強く生きていけるんです。
==== 読書メモ ====
⚫︎セルフアウェアレス。
自分が好きなものは何か、何を大切にしているのかを考えさせる教育。セルフアウェアレス。協調生を過度に大切にするわけではなく、自分軸をきちんともたせる。
⚫︎自分で決めて始めたことは貫かせる。怠けている時はきちんとしかる。結果ではなく、しっかり努力しているかと言う面を見る。
⚫︎ミスを怒られると、子供は萎縮し、失敗はいけないことだと考える。失敗すると嘘をつくようになる。ミスの原因を考えるように促す。
⚫︎感情的にしかる親の叱り方は、子供の叱り方になる。
なぜいけないのか?論理的にこんこんと静かに、根本的な原因を自分に気づかせるようなにしかる。言い分もとことん聞く。
⚫︎日常から議論する。意見の対立は悪いことではない、言いたいことをきちんと伝えることは悪いことではない。より良いものを得るために議論は必要。
⚫︎中学生になる前に勉強習慣をつける。家族の生活習慣の中に組み込む。夕食前1時間はみんなで勉強など。楽しい時間にする
⚫︎親が勉強している姿を見せる。
⚫︎日々、なぜ?と問いかけ返しする
⚫︎勉強する意味を繰り返し伝える。
⚫︎成績至上主義、勉強至上主義に育ててはいけない。
勉強できたって偉くない。あいさつできる、人の気持ちを汲み取れる、思いやり、謙虚さがある。人間的に一流な人が、世間的に一流な人。
⚫︎結果もプロセスも重視する。
⚫︎子は親の鏡。努力しない親の子どもは努力しない。陰口を言う親の子どもは陰口を言う。