夏期講習にかける僕の思い。
今日の3年生の授業。
クラスに向けて、厳しく、強い口調で指摘した。
もう少し、違う言い回しはあったかもしれない。
けれど、なぜ厳しくするのか、
先生たちがどんな思いで授業をしてるのか、どうしても伝えたかった。
「去年の生徒で冬からようやく本気になり始めた先輩が、受験までに間に合わなかった。
その子は、不合格になってしまった。
だからこそ、夏の段階で本気に受験勉強と向き合わせられなかったことが何よりも悔しい。
オンライン期間必至に頑張ったのに、「結果が出なかった」という生徒がいたのが悔しい。
みんなの頑張りを知っているからこそ、結果にも結びつけたい。
どうしても第一志望校に合格してほしい。
だから言うべきことは言う、出来ることをやってないときは厳しく指摘させてもらう。
それなのに、
今の自分はどうだ?
このクラスの雰囲気はどうだ?
宿題の取り組み、小テストの取り組み、休み時間の過ごし方、お前らは何のために夏期講習きてんだ?
先生たちが勉強したらお前らの成績が上がるのか?
先生たちが一生懸命授業してれば合格できるのか?
違うだろ。
お前らが行動しないと何も変わらない。
残り少ない夏期講習、もしやりきれてないことがあるなら、改めてここからしっかりやろう。」
話しているうちに思いがあふれて、
涙ながらに、熱く、思いを伝えた。
少しでも思いが伝わり、少しでも取り組みが変われば。
後で振り返った時に
「最高に辛い夏だった。
でも、最高に成長した夏だった。」
残り少ない夏期講習、そんな日々を過ごせるように。
負けるな受験生。
俺も本気で頑張る。